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ping32

高度な操作

ユーザーのより高度なカスタマイズ要求や特定のニーズに対応するために、本稿ではPing32におけるいくつかの高度な操作機能を紹介し、本ソフトウェアをより効果的に活用できるよう支援します。

 

概要

Ping32は強力なセキュリティ管理ソフトウェアであり、一般的な行動監査機能に加えて、多数の高度な操作機能を備えています。

 

統合検索

Ping32の統合検索機能は、さまざまなデータを統合し、シンプルかつ高速な検索によってリアルタイムに表示します。これにより、膨大な行動監査データの中から有用な情報を迅速に特定し、セキュリティリスクイベントの追跡と分析を効率化します。

  • 分散型アーキテクチャに対応し、容易にクラスタ構成を実現

  • ペタバイト(PB)級データの管理に対応し、ミリ秒単位で検索結果を表示

  • 各種監査ログやイベントの集約表示に対応

  • 複数条件の組み合わせ検索・フィルタリングが可能

  • Office文書およびPDF文書の内容検索に対応

  • 高可用性をサポートし、ノード障害時の自動フェイルオーバーを実現

  • 圧縮ファイル内の文書・画像コンテンツも透過的に検索可能

  • オープン検索APIを提供

 

フィルタリング

Ping32のフィルタリング機能は、ユーザーが必要な情報を迅速かつ効率的に特定できるよう設計されています。多次元条件による精密なフィルタリングを提供し、情報探索の時間とコストを大幅に削減します。

たとえば、特定の部門に所属する従業員が特定のWebサイトを閲覧したかを確認したい場合は、以下の手順で操作できます。

  • 「Web閲覧」画面を開きます。
  • 部門およびWebサイトのタイトルまたはURLでフィルタリングを実行します。
  • 他の記録を確認する際も同様の手順で操作できます。

 

隠し検索

統合検索機能に加え、Ping32にはショートカットキーで起動できる「隠し検索」機能が搭載されています。検索エンジンを即時に呼び出し、業務効率を大幅に向上させます。

たとえば、特定モジュール内の情報を検索する場合は、以下の手順を行います。

  • 検索したい画面を開きます。
  • CtrlFキーを押下して検索エンジンを起動します。
  • キーワードを入力すると、該当する情報が即座に表示されます。
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