Ping32は、企業向けに内網セキュリティやデスクトップ管理、運用ツールを提供し、ネットワーク運用担当者の作業効率を向上させ、企業ITシステムの効率的な運用を支援します。

概要

運用ツールには、端末のリモート操作、ファイル管理、運用チケット管理などの機能が含まれ、運用業務の効率向上に役立ちます。

ファイル管理

Ping32のファイル管理機能により、リモート端末のファイル操作が可能です。
主な操作には、閲覧、削除、開封、ダウンロードなどがあり、柔軟かつ効率的なファイル管理を実現します。これにより、時間とリソースを節約するとともに、企業に高い柔軟性と利便性、安全性を提供します。

運用チケット管理

企業のIT運用効率を向上させ、コミュニケーションコストを削減するため、Ping32の運用チケット機能は、処理中のチケット状態（未解決、処理中、解決済み、解決不可など）を運用担当者に直感的に表示します。

主な特徴は以下の通りです：

• カスタムチケットフィールド：管理者は部門や業務ニーズに応じてチケットフィールドをカスタマイズ可能。

• チケット優先度：重要または緊急のチケットを優先処理。

• チケット割り当て・転送：特定の運用担当者やチームへの割り当てや必要に応じた転送が可能。

• チケット履歴管理：作成、更新、解決などの全履歴を記録。監査・追跡が容易。

• 統計・レポート：豊富な統計とレポート機能で運用効率と問題分析を支援。

身分認証

Ping32の身分認証機能は、ユーザーの身元を識別・検証し、システム資源の安全性と信頼性を確保します。

主な特徴は以下の通りです：

• ユーザー管理のカスタマイズ：管理者はユーザーを追加し、氏名・部署・役職などの基本情報を入力可能。

• 多要素認証：ユーザー名・パスワード認証、ICカード認証など、多様な認証方式に対応。

• ログイン権限の制限：全ユーザーまたは指定ユーザーのログイン端末を制御。

• 操作履歴の紐付け：端末操作を特定ユーザーに関連付けて追跡。

• カード認証：ICカードによる認証操作で安全性を確保。

• オフライン端末対応：端末がオフラインでも管理者は認証・遠隔管理可能。

省エネ設定

Ping32の省エネ設定は、ユーザーの作業状況を自動検知し、アイドル状態の端末に対して画面オフやロックなどを実行します。
手動設定も可能で、閾値時間を超えた端末に対して自動シャットダウンやロックを実行。定時タスク設定も可能で、勤務終了後の端末シャットダウンやユーザーへのリマインドでエネルギー節約を支援します。

時間同期

時間同期機能により、端末の時刻をサーバーと一致させ、データ不一致や業務協調の問題を防ぎます。

デスクトップ個性化

Ping32のデスクトップ個性化機能により、端末のデスクトップ設定をカスタマイズ可能で、ユーザーの作業意欲向上や企業文化強化に貢献します。

• デスクトップ背景設定：管理者は端末ユーザーのデスクトップ背景をカスタマイズ可能。

• スクリーンセーバー設定：画面保護を兼ねたカスタムスクリーンセーバー設定。

コース

私たちは、製品の使い方をより深く理解し、運用中に発生する問題を効果的に解決するための各種トレーニングコースを用意しています。
これらのコースを通じて、顧客や企業へのより高品質なサービスおよびソリューションの提供が可能となります。

コース例：

• CADを1000台の端末に迅速に展開する方法

• 身分認証を利用した共用端末管理の実践