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ファイルセキュリティ

企業は「ファイルセキュリティ」機能を活用することで、厳格なデータ保護ポリシーを実施し、企業の重要データを守る包括的なセキュリティ体制を構築できます。

 

概要

「ファイルセキュリティ」機能では、端末におけるファイル操作や外部送信行為を監査し、端末ファイル操作権限や外部送信経路などを効果的に制御します。端末のファイル行動を監査・制御することで、適切なデータ漏えい防止策を実現できます。

 

情報漏えい追跡

Ping32の情報漏えい追跡および文書流通トレーサビリティ機能は、ファイルの外部送信行為をリアルタイムで監視し、敏感行為を即時に警告します。また、各種チャネルでの文書操作・流通行為を多層的に監査・追跡することが可能です。

  • 情報漏えい追跡分析エンジンは、ユーザーの日常操作を深く分析し、異なるアプリケーション経由での文書送信行為を記録します。多次元統計や状況表示を通じて、企業は端末ファイルの外部送信状況をリアルタイムに把握し、迅速にリスク評価を行えます。

  • 外部送信ファイルの内容分析をサポートし、送信ファイルに含まれる機密情報を自動検出・バックアップします。また、機密行為に対してリスクレベルを評価します。

  • 文書流通トレーサビリティ機能は、文書のライフサイクル全体における流通・変更履歴を追跡し、文書作成・編集・外部送信の過程、および関与した人物、端末、送信手段、時間を把握することで、文書管理を透明かつ制御可能にします。

  • トリガー型スクリーンキャプチャ機能により、端末で機密行為が発生した際に自動で画面を記録し、図解とともに情報漏えい行為の追跡が可能です。

 

ファイル操作制御

ファイル操作制御機能は、企業内のファイル安全性を確保する上で重要です。端末における特定ファイルの操作権限を制限することで、ユーザーの誤操作によるファイル紛失や情報漏えいを防止できます。

  • 指定パス内のファイルに対して、読み取り専用、コピー禁止、削除禁止などの権限を設定可能です。

  • 許可されたユーザーのみが特定ファイルを操作できるようにすることで、ファイルの安全性と完全性を維持します。

 

ファイル外部送信制御

ファイル外部送信制御は、機密データの不正利用や送信行為に対してポリシーによる制御を行い、文書流通を管理することで、意図的または偶発的なデータ漏えいを防ぎます。

  • 柔軟なルール設定により、企業はファイル種類・サイズ、送信アプリケーションなどに応じた外部送信ポリシーを制定可能です。

  • ユーザーはファイル外部送信申請を行い、コンプライアンス承認を経て指定ファイルを送信できます。これにより、許可されたユーザーのみが機密データにアクセス・送信でき、漏えいリスクを低減します。

  • 外部送信ファイルのリアルタイムバックアップおよび履歴スクリーン記録に対応しており、事後監査や追跡の根拠として活用可能です。すべての操作履歴とファイル内容を容易に追跡し、潜在的なデータ漏えいリスクを迅速に発見・対処できます。

 

コース

私たちは、製品の使い方をより深く理解し、運用中に発生する問題を効果的に解決するための各種トレーニングコースを用意しています。
これらのコースを通じて、顧客や企業へのより高品質なサービスおよびソリューションの提供が可能となります。

コース例:

  • CAD図面の百度網盤へのアップロード禁止

  • Ping32による機密情報スキャンの活用方法

  • 企業内端末に分散する機密ファイルの迅速な特定方法

Concept