Docs

ping32

メール

企業は「Web閲覧」機能を活用することで、従業員のインターネット利用状況を把握し、業務時間中に業務と無関係なWebサイトへのアクセスを迅速に検知し、適切な対策を講じることで業務効率の向上を図ることができます。

概要

「Web閲覧」機能は、ChromeやInternet Explorerをはじめとする各種ブラウザでのWebアクセス行動を監視・制御し、Webサイトの閲覧を安全かつコンプライアンスに則って管理することができます。

 

Web閲覧監査

「Web閲覧監査」機能を有効化すると、管理者は各端末のWeb閲覧履歴を確認することができ、従業員が閲覧したWebサイトのタイトル、URL、アクセス時刻などを把握できます。これにより、企業は業務時間内の従業員のWeb利用状況を把握し、行動管理および情報セキュリティ対策を強化できます。

また、この機能は潜在的なセキュリティリスクを早期に発見することにも役立ちます。たとえば、特定の従業員が頻繁に不審なWebサイトへアクセスしたり、不明なファイルをダウンロードしている場合、それはサイバーセキュリティ上の脅威と見なされる可能性があります。管理者は「Web閲覧監査」機能を通じてこれらの行動を即座に把握し、必要な対策を講じることで企業ネットワークの安全性を確保できます。

 

Webアクセス制御

「Webアクセス制御」機能を利用することで、企業は従業員端末のインターネット利用を効果的に管理し、業務時間中のWebアクセスを精密にコントロールできます。これにより、業務への集中度を高め、不要なWebサイトによる生産性の低下を防止します。さらに、潜在的に危険なWebサイトへのアクセスを制限することで、企業はサイバーリスクを軽減し、機密データおよび資産を保護できます。

Ping32のWebアクセス制御機能には、以下の特長があります。

  • 柔軟なアクセス制御手段:3種類の警告メッセージやカスタムURLリダイレクトをサポート。従業員がブロック対象サイトにアクセスしようとした際、警告文を表示したり、指定されたページへ自動リダイレクトすることが可能です。これにより、企業の運用ポリシーに応じた柔軟な制御が実現します。

  • 豊富なURLデータベース:Ping32には多様なカテゴリを網羅した定義済みURLデータベースが内蔵されており、さらに企業独自のWebサイトをカスタム登録することも可能です。

  • ブラックリスト/ホワイトリスト対応:ブラックリストを設定することで、ゲームやエンターテインメントなど業務と無関係なWebサイトへのアクセスを禁止できます。ホワイトリストを設定すれば、社内ポータルや業務関連サイトなど、許可されたWebサイトのみアクセスを許可することができます。

 

機密語句フィルタリング

企業内で従業員が閲覧するWebサイトには、企業機密やセンシティブな情報が含まれる場合があります。「機密語句フィルタリング」機能は、特定のキーワードや内容を検知・遮断することにより、情報漏えいリスクを低減する効果的なセキュリティ対策です。この機能により、従業員が閲覧するWebページに機密情報が含まれているかを自動的に判定し、事前にリスクを防止します。

また、企業の業種やセキュリティポリシーに応じて、カスタム機密語句リストの追加・管理が可能です。これにより、業務特性や運用要件に合わせた柔軟な設定が実現します。

 

コース

私たちは、製品の使い方をより深く理解し、運用中に発生する問題を効果的に解決するための各種トレーニングコースを用意しています。
これらのコースを通じて、顧客や企業へのより高品質なサービスおよびソリューションの提供が可能となります。

コース例:

  • Ping32「ライブラリおよびテンプレート」に関する紹介(第2回)

  • クライアントによるネットバンキングまたは他のWebサイトアクセス異常の原因と対策

Concept